事務職に就職したい時に1つだけ資格を取るとしたら迷わず取ってほしいのはMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)というパソコンの資格です。
私も未経験で正社員の事務職に就けたのはパソコンの資格を持っていたからです。

入社後に会社の人から聞きました。
特にMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)というオフィスソフトの認定資格は事務職に転職する際に大きなセールスポイントになります。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)とはマイクロソフトで認定しているマイクロソフト製品の利用スキルを証明できる資格です。世界共通の認定スキルなんですよ。
今日はMOSのパソコン資格が事務職に転職する際におすすめな訳を私の経験に基づいて徹底解説します。
初めて事務職に転職する際にぜひ参考になればと思います。
事務職の資格にMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)がおすすめな訳
日本の企業の99%以上は中小企業です。
引用:外部サイト2019年版中小企業白書
確率から言うと、みなさん転職する際に高い確率で中小企業に転職するでしょう。
100人以下の商社の一般事務として8年務めた私から言うと、中小企業の事務職の現状は会計ソフトや販売管理ソフトの他、大多数はエクセルで行われています。
そのためエクセルの資格取得を強くおすすめします。
事務職に転職するなら簿記よりパソコンの資格が重要?
一般事務職ならパソコンの資格の方が断然有利と断言します。
パソコンが使える→パソコン操作から覚える必要がない→効率よく「業務内容」を覚えられます。
中小企業は一般事務と経理事務の兼任も多いですが、経理部門もパソコンが使える事を重要視しています。
会計ソフトと連動してエクセルで資料を保存したり、エクセルを使って現金の管理をしたりとエクセルの役割が非常に多いからです。
私は簿記は持っていなかったし知識もありませんですが、買掛金や売掛金の計算なども業務にあって行っていました。
でも、簿記の専門知識はなくても仕事が出来ました。
中小企業は特に高齢化が進んでいるので、パソコンのスキル持っている若い頭の人が有利なんです。
ぶっちゃけて言うと簿記の知識は他の人が持っているし、事務職ならとりあえずパソコンの知識があれば大丈夫です。
簿記など経理の知識は仕事をしているうちに覚えてきます。
もちろん最初に持っていればもちろん有利ですけどね。
即戦力が求められるから事務職に転職するならとりあえずパソコン、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格を取りましょう。
MOSの資格は即戦力&プラスアルファの人材になる可能性があるから人事の目にとまりやすい
エクセルは初めに覚えていないと仕事自体覚えるのが大変になってきます。ここでセールスポイントとしてMOSのエクセルの資格があると人事の人の目につきやすいです。
採用側から見て資格があることで事務職プラスアルファの人材になりえる(キャリアアップ等の可能性)という期待も出来るのです。
事務職の資格でおすすめなMOS資格ランキング
私が実感した実務で最も有利なMOSの資格のランキングです。
1位 エクセル
2位 ワード
3位 パワーポイント
4位 アクセス
1位はやっぱり王道はエクセル
エクセルは表計算ソフトで実務で一番使います。企業の決算報告書や受注伝票などもエクセルで行っている場合が多いです。
これ作ってみてくれる?と手書きで原案を出されて言われることもあるので、自分でアレンジのできる操作方法まで覚えておくとベストです。
提案まで出来るようになるとベストですね!

全社用の売り上げ予定表のシステムを作ったことがあります。1か月以上かかったけど、部長や役員の人まで使うソフトを作ったことでエクセル操作には自信が付きました。
2位は社外との書類のやり取りにも役立つワード
文書の書類などの作成に使われるのがワードです。得意先や仕入れ先などの企業に送る書類の作成などもあるのでワードも使えると心強いです。事務職は企業の窓口のような仕事。様々な書類の送付があります。
3位は仕事の幅が広がるパワーポイント
パワーポイントはプレゼンテーションソフトです。使えると仕事の幅が増えます。営業や企画のサポートも出来てキャリアアップ等につながる可能性も。社内の頼れる人に。
4位自分の業務の効率化が図れるから仕事が楽になるアクセス
アクセスはデータベースソフトです。たくさんあるデータの中から必要なデータを呼び出して印刷したり、計算したりできます。
エクセルよりも仕事の効率化が図れる場合がありますが使える人がいないのが難点です。

私はアクセスが大好きすぎて資格を取得しました。(笑)あまり要らない資格です・・・。
パソコンのスキルアップ上での注意
パソコンが使える人と認定されると、色んな仕事が来るのでキャパオーバーになる場合があります。まずは自分の仕事を優先することが大事です。忘れずに!
MOSの資格を取る方法
MOSの資格を取るためにはまず資格勉強をしなければいけません。勉強方法は独学の他に、通信講座や通学講座、または職業訓練に通って勉強するという方法があります。
MOSの資格取得するための勉強方法
独学で勉強する
自宅にパソコンがある人や、パソコン操作が得意な人なら独学で資格取得も可能です。参考書も数多くあるので自分のスキルに見合った本で学習していきましょう。
エクセルのスペシャリストのテキスト&問題集です。解説で学べてレッスンで実習し技術を身に着けていきます。CD-ROMも付いていて、本番さながらの模擬試験も体験できます。
職業訓練に通って資格取得をする
仕事を退職してから職業訓練に通って勉強するのも可能です。OAビジネス科など、パソコンスキルを上げるコースも職業訓練は充実しています。
仕事をしながらパソコンの資格を取る
今の仕事を続けながらパソコンの資格を取るという方法もあります。在職して安定した収入を得ながらスキルを身につけるという方法です。

私もパソコン教室に通いながら資格を取得しました。
また、パソコン教室によっては教育訓練給付金の対象になっている場合があります。
なんと最大20%もお得に資格取得勉強ができますよ。
↓教育訓練給付金って何?↓
MOSの試験を受ける方法
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は随時試験を行っています。
外部サイト(マイクロソフトオフィススペシャリスト検定)で試験会場などの検索ができますので、独学の方はこちらの方から申し込んでください。
また職業訓練やパソコン教室で勉強して試験を受ける方は、職業訓練会場やパソコン教室が試験会場の場合が多いので受講する際に確認してください。
事務職に転職するならとりあえずMOS資格一択です
有効求人倍率も1.6倍もある現在です。(コロナ禍で有効求人倍率は今後落ち込む恐れが。早めに転職活動できるように今の内から行動しておいた方が吉です!)。
一時期は倍率が高かった事務職も売り手市場なので、未経験で転職したいママや女性にもおすすめです。
そんな中でも、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格は持っていて損はありませんし、むしろ持っておいた方が今後の為にも良いです。
パソコン教室ならKENスクールなら、教育訓練給付金制度を利用できるMOS資格取得講座があります。
最大20%、受講費の補助金が国から支給されます。
お得な制度を活用して、資格取得してくださいね。
↓教育訓練給付金制度を使っておすすめのパソコンの資格MOSが取れる↓
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パソコン(オフィスソフト)が使えるのが一般的になっていますので、ぜひこの機会に資格取得してくださいねー!

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